【イベント・1/17】「京都で出版社をつくる(には)」番外編!
2014年にホホホ座で自費出版し、2015年に小学館より増補版が発売された、ホホホ座の『わたしがカフェをはじめた日。』はおかげさまで売れ行き好調です。
様々なメディアにも取り上げられましたが、その企画から発売までをくわしくお話するのは今回がはじめてです。そして最後になるかもしれません。
生々しい内情もお話しますので、この機会にぜひお越し下さい。
京都で出版社をつくる(には)」番外編・「書籍『わたしがカフェをはじめた日。』のつくり方
今回は、いつも聞き手に徹しているホホホ座のメンバーをゲストにお迎えして、ホホホ座の自費出版作品『わたしがカフェをはじめた日。』の創作の裏側について最初から最後まで全部語っていただきます。
10月からホホホ座さんと一緒に始めた連続イベント「京都で出版社をつくる(には)」は、おかげさまで毎回多くの方にご参加いただいています。
第1回目は月曜社の小林浩さん
第2回目は共和国の下平尾直さん
にお越しいただきました。
お二人からは、出版社をつくるために乗り越えなければならないどのような課題があるのか、また実際に出版「社」としてやっていくために必要なことは何なのか、などいろいろなお話を聞くことができました。
これまで京都で実際に出版社を立ち上げた方のお話を直接聞くことのできる機会はほとんどありませんでしたので、このようなイベントを続けていくことはとても大切なことだと思っております。
第3回目以降もいろいろな方をゲストにお呼びする予定ですので、楽しみにしていてください。
さて、今回は番外編です。
いつもは聞き手のホホホ座さんにゲストになっていただきます。
みなさんは『わたしがカフェをはじめた日。』という本をご存知でしょうか。
ホホホ座さんが自費出版したこの本は、初版があっという間に完売し、それに目をつけた大手出版社の小学館から改訂版発売されるいうサクセスストーリーを歩んでいます。
本づくりに関する知識はまったくなかったというホホホ座さんが、なぜこのような本をつくることができたのでしょうか。「素人集団」による本づくりが、なぜこのような成功を収めることができたのでしょうか。
本づくりに興味のあるかたであればぜひとも聞きたいお話ですよね。
「そもそも本ってどうやってつくるのだろう?」
・企画の立て方は?
・予算ってどれくらい必要?
・取材のしかたは?
・DTPって何ですか?
・印刷所ってどうやってみつけるの?
etc.
「つくった本はどやって売るのだろう?」
・本屋さんに持ち込むことはできるの?
・そのために知っておくべきことは?
・ネットで本を売るためにはどうすればいいの?
etc.
このような素朴な(でも大事な)疑問を解消するためには、実際に本がつくられて完売するまでの流れを「具体的に」知ることがいちばんです。
今回は『わたしがカフェをはじめた日。』を題材にして、ホホホ座さんにそのノウハウと具体的な数字をすべて参加者のみなさまに公開していただきます。
※かなり具体的な数字の話(お金や部数のことなど)が出てきますので、参加者の方はお聞きになった情報を外部に漏らさないようご協力をお願いいたします。
「本づくりについて何も知らない」という方こそぜひ聞いていただきたいイベントです。
いつもの山下さんと松本さんに加え、今回はホホホ座さんのデザイナーの早川宏美さんもご登壇いただきます。
デザインや印刷まわりについて疑問がある方は、この機会をお見逃しなく。
直接ホホホ座さんにあれこれ質問できるめったにない機会ですので、ふるってご参加ください。
【タイムテーブル】
18:30~ 開場
19:00~ トーク開始
~20:30 終了
~21:00 質疑応答
~21:30 交流
【参加方法】
その①
Facebookイベントページで「参加する」ボタンを押す。
その②
こちらのフォームに必要事項を記入する。
【定員】
30名
【参加費】
1,500円
【日時】
2016年1月17日(日)19:00~21:30
【会場】
amu KYOTO(京都市下京区紅葉町364・京都駅から徒歩10分)
*定員に達しました
【ゲストプロフィール】
ホホホ座
http://hohohoza.com/
山下賢二さん
1972年京都生まれ。21歳の頃、友達と写真雑誌「ハイキーン」を創刊。その後、出版社の雑誌編集部勤務、古本屋店長、新刊書店勤務などを経て、2004年に「ガケ書房」をオープン。外壁にミニ・クーペが突っ込む目立つ外観と、「ロマンティックとユーモアが同居する」品ぞろえで全国のファンに愛された。2015年4月1日、「ガケ書房」を移転・改名し「ホホホ座」をオープン。『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)を発売。
松本伸哉さん
1967年生。舞鶴市出身。90年代に中古レコード屋を経営のち、映画のセールス、制作などを手掛け、2011年に京都浄土寺にて古本、雑貨の店コトバヨネットを開店。編集企画グループホホホ座をガケ書房山下らと立ち上げる。2015年には店名もホホホ座に改名。
早川宏美さん
984年生まれ。長野県出身。大学時代より京都に住む。西陣帯メーカーに勤めた後に、デザイン会社に転職。徐々に個人活動の幅を広げ、ほぼフリーのデザイナーとして活動中。モノクロで表現する、手描きのイラストと文字を使ったデザインが特徴。松本と出会いコトバヨネットに参加。その後「私がカフェをはじめた日。」の制作を経てホホホ座員となる。
【主催】
amu KYOTO