【5/8〜5/31】『壁の外の壁』太迪 了(テディ) 絵本展 はじめての海外編
期間:2026年5月8日(金)~5月31日(日)
会場:ホホホ座浄土寺店
<著者より>
昨年台湾で出版された絵本『壁の外の壁』は、私にとって初めての絵本作品です。
今回の初めての海外での展示は、留学をきっかけに滞在している京都にて、本人が大切に思っている書店で開催されることとなりました。
一見すると重く静かな印象を持つこの物語ですが、その奥にはやわらかな希望が込められています。閉じ込められているすべての人が、まるで悪夢から目覚めるように、最も恐ろしい瞬間にこそ、はっきりと目を覚ますことができますように。
そして、自分を静かに落ち着かせながら、それでも心が向かっていきたくなる風景を、少しずつ見つけていけますように。
『壁の外の壁』はこれまで、韓国・ソウル、メキシコ、ドイツ、そしてイタリア・ボローニャの国際ブックフェアなどに参加し、各地の読者の皆さまと出会ってきました。
そして今回が、海外での初めての個展形式による絵本展示となります。
本展では、絵本の販売に加え、台湾より持参した「制作過程のインスピレーションをまとめた手製本」や、初公開となる「絵本の一部内ページを含む鉛筆ラフスケッチブック」なども展示いたします。
また、これまで制作してきたZINE作品やイラストグッズの販売も予定しております。
ぜひゆっくりとご覧いただき、作品の世界を味わっていただけましたら幸いです。
太迪 了(テディ)
【あらすじ】
「ママは言った。壁の外には、大きな空が広がっていて、数えきれない白い雲と、たくさんの鳥たちが飛んでいるんだって。」
『壁の外の壁』は、牢の中で生まれたひとりの小さな女の子の物語です。四方を壁に囲まれた部屋が、彼女にとっての世界のすべてでした。
小さな食事の差し入れ口から外の気配をのぞき、母の言葉を通して空の美しさや世界の広がりを知っていきます。
しかしある日、当たり前だった日常が大きく変わり、部屋にひとつだけあった扉が、ついに開かれます。
壁の外には、いったいどんな世界が広がっているのでしょうか――。




